2012/03/02

BLESSING 4 PEACE

毒電波で見た番組

最近、"通貨"を使い始めたアフリカの田舎の話

「いままではみんなで生きるために働いていたのに、色んな物を買うために働いている」
「でっけ~家が欲しいんだ!!」
同時に「結束が崩れた」とも言ってた

"どちらが人間らしくて、どちらかが人間らしくない"
そんなこと言ってしまったらキリがない

"良し悪し"
そんな問題じゃなくて個人の自由

そう、"幸せの基準"の話。

「幸福論」など、僕が語れるほど容易なものでなく
厚かましい話になるとは思うが一個人としての立場で解釈していただければ幸い



そもそも"幸福"なんて考えよう

自分が"幸せ"と思えば"幸せ"で、"不幸"と思えば"不幸"なだけで
基本的に"自分が基準"ってこと

例えば・・・・
家もなく結婚もせず子供もおらず、67年式のダッチのダートでモスバーガーに通い
メロンソーダとチリドックだけを食い続け寿命を迎えた人がいるとする

僕からすれば最高にKOOLな人生

でも人によっちゃ
家がないなんて"不幸"かもしれない
色んな美味しいものが食べれなくて"不幸"かもしれない
燃費の悪く調子の悪い不恰好な車を乗り回してるなんて"不幸"かもしれない

自分が望んでそうしていれば、それが"幸せ"で
やはり"自分が基準"なわけである

その"不幸"は誰かが勝手に言ってるだけで、実はど~~でもいいことかもしれない

つまりのところ「"幸せの基準"は自分の心が決めるもの」



じゃー逆に"不幸の基準"ってなんなのか?を考えてみる

キリスト教では4世紀から七つの大罪
というものが信じられて、いまも律している規則みたいなもん

今公開されている映画「ドラゴンタトゥーの女」の監督デイビット・フィンチャー
この人が作ったヒット映画「SE7EN」の題材でもある、7つの大罪

傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲

威張ってるのは嫌いだし、嫉妬されるのも面倒だ。
面倒くさいは人生の一番の敵だし、ゴリゴリ過ぎるのはあきれちゃう。
バカみたいに食ってるのみると気持ち悪いし、可愛くてエロいと逆に怖い。

僕が考えても、「あぁ~そ~かもな~」ってもんだらけ
逆にこれがなきゃ「面白くもね~な~」ってもんだらけ

物々交換の時代からこういった事言われてきて、現代にきてる
一番最初に書いた"通貨"の話で、アフリカの田舎は変わろうとしている

"お金"のおかげで、色んな欲が盛大に湧き出てきたわけだ

前にも言ったように良し悪しの問題じゃなくて
バランスが大事

お金稼ぐには"自分のために"人を蹴落としていかなきゃならないわけで競争世界
"光があれば影"があるのと同じで、"栄光もあれば没落"も当然ある
今からどうなってくのか、ちょっと見ておきたい



僕は"お金"は"楽しいことをやるための道具の一つ"だと思ってる
明日死ぬかもしれないし、全部燃えちゃうかもしれない
だから無駄に貯めこまず無駄に使う

遊びすぎて無くなったら、また働けばいい
んで、遊ぶ、また遊ぶ。
楽しいことをするのが基本

仕事するために生まれてきた訳じゃねーし
人生自体暇つぶしみたいなもんだと思ってます



今は原発のことなんかもあって脱原発だとか自然嗜好みたいなのが主導権とってますけど
いままでオール電化だとか、地デジとか、当たり前に言ってたからね
電気を盛大に使いまくるほうで誰も気にしてなかったのに、コロッと変わっちゃう

こういう所みてると、"自分の基準"もってる人なんかスゴイ少数で
大多数の人が"他人の基準"で"幸福"を測ってんじゃないかと

本来自分のだけでいいものを、人のまで測ってやる
そもそも"不幸"なんて無くて
"不幸"ってものを、他人から擦り付けられてる気がする

一般的な幸せの基準は・・・

「仕事して、結婚して、子供生んで・・・・」

もしかしたら、そんなもんスタンダードでもなんでもなくて
誰かが作ったレールの上を通るための、ただの"チケット"なのかもしれない

スムーズに通りたい訳じゃないし、同じ場所に行く必要なくて
自分の思ったところに行きたいなら、レールから外れて、タイヤ付けてみるといい

どこに幸せがあるのか見つけるのも自分ということで


PEACE