2010/04/27

最近の映画はクソだ


なんか浅くね?

ビジュアル的にはグングン上がってんだけど、内容は急降下




最近、近くのビデオ屋が88円で旧作借りれるから、古いのをまた見直してる

やっぱイイわ。

って思ったのが、たくさんあったから紹介したい

マズは90年の入りやすい映画から・・・・




今でこそ「世界のキタノ」

その当時は、「お笑いがなんで監督やってんだよ」だったんですが

カッコイイものはカッコイイ。

やりたいことをやり続ける。

その姿勢が、KOOL過ぎる男 北野武

1993年に監督した、オレが一番好きなキタノ映画

「ソナチネ」


キタノ映画の真骨頂じゃないだろうか

日本人なのに、これを見たことないなんてありえない

そして、この映画に対して、オレのコメントなんて意味があるだろうか?

そのくらいイイ映画だと思う






お次はハリウッドから

当時これを見て、カッコイイとしか思えなかった

だけど、今見るとまったく違う感覚に覆われた。時代は過ぎ、オレも大人になったんだな。と。

今見るとさらに面白い、そんな映画

 「アメリカン・ヒストリーX」


ハリウッドの映画って基本

楽しくて楽しくて → 落ち込んで → ハッピーエンド

このルーティンが多い。裏切らないってことで、何も考えないで映画見るには最高

ビジュアル重視の、テンションKEEP用

とってもイイと思うんですが、飽きもきますよね?


そんななか、訴えるものがあるものもあります

こちらは人種差別をベースの作品なんですが、ハリウッドなんでビジュアルもGOOD

なので、重い内容ですがすんなり見れます

差別の内容はDEEPに描かれてないんですが、入り口まではつれってってくれます

あとは自分で考えなさい。なんですが

「単純に差別してるだけで、なおかつ自分の意思なのか?」ってこと。

ネオナチやKKKを崇拝する人がいますが、「意味を分かってないと大変なことになりますよ」ってわけ

ぶっちゃけていっちゃえば、ネオナチの「絶対白人主義」に「黄色」の日本人は色違いなわけで

日本では、根本の精神部分を抜いて、崇拝なんでしょうけど

こういうの知ってるのと知らないのでは大違いなんです



そういえば昔、セディショナリーズのキリストが逆さになって、卐のはいったTシャツ着てたら

町ですれ違いざまに、外人から思いっきり殴られたなぁ~~

あれも、こういうことが原因


こういうこを書いてますが、何が悪いとか良いとか

そんなことは、人によって違うわけ

結局こういうことを知った後で、「自分はどうなのか?」ってのが大事で

与えられたり、感じた情報を、自分の解釈でどれだけ消化できるのか?ってのが肝


たまにはマジメになっても面白いんじゃないでしょうか?