2013/03/11

3.11 国民健康保険

二年前の今日

たまたま部屋で味噌ラーメンに卵2個入れて白米を食べてたら

生中継でTV電波から流れていた

映画より生々しく、重々しく鮮明に。

とても生中継とは思えず、何のことか分からず、ぼーっと眺めていた



「他人の事とは思えない」と言う人がいるが、そう言える人はすごいと思う

僕には他人事だ

表現が悪いかも知れないが、それが事実だ

被害のあった人のために、なにか出来ることがあれば良いと思うが

そう簡単に思いつくことなどもできず

自分の周りの人のことを考えるだけで精一杯で

亡くなった人や、辛い思いをしている人の気持ちにもなれません

それが実際に被害を受けていない僕の気持ちです

僕には人の命を救ったり、幸せにしたりはできません



ただ問題提起や、意見は言わせてもらいます

非常に身勝手ではございますが、そういうことでしか応援をできません





「政治は決断だ」



国一個を動かすのだから、相当な判断で決断をしないといけない

麻生総理がカップラーメンの価格を答えられずに「庶民」では無いと批判されていたが

「庶民」が1億人を超える人間の代わりに決断が出来るだろうか?

カップラーメンの価格を気にしている人間がミサイル打ったり、他国に中指立てたり出来るだろうか?



震災から二年たった今、「復興」について議論がされている

堤防がどうだ、仮設住宅がどうだ、汚染がどうだ

結局のところ、「他人事」の奴等が決めている

そんなの復興でもなんでもない

責任から逃れるための決断でしかない

本当の復興が何なのかちゃんと考えないといけないのだ



原発の問題で戻れない人がたくさんいる

もしかしたら戻れる、もう戻れないかもしれない、もうちょっとしたら戻れる

政治はアホだ

もう戻れない!とはっきり言ってやるのが、本当の決断だ。


かもしれない。と言われた人たちは、希望をもつ

戻れないと言われたら、希望を捨てるのか?

そんなに人間は弱くない

戻れない!と言う代わりに、手当てをしてやればいいのだ

それでどれだけの心が救われるか、偽善抜きにして決断をしないといけないと思う



防波堤の問題もそうだ

海の見えない海岸線なんて、誰が喜ぶ?

何億も掛けて無駄な博物館作ってるぐらいなら、もっとマシなもん建ててやれよ

仮設じゃなくて、ちゃんとした住まいを



もう一回津波が来る予定で物事が進んでいる

後世に伝えるために大事なことだと思う

でも、大昔から大津波がくると歴史から代々伝わってるって事もある

その一線を越えて、鉄が熱くなるのを忘れていたのだ

ちゃんと伝説や歴史を伝えるのを忘れていたのかも知れない



震災があったことは事実だ

戦争があったことも事実だ

核兵器、人権侵害、侵略・・・

すべて事実なのだ

最近はそういったことも小学校で教えたりしないらしい

原爆の日に「はだしのゲン」も見ないそうだ

臭いものに蓋をする

そういった日本にならないように

問題をまっすぐ見ていかないといけないと僕は思う





奇麗事をならべるのは簡単だ。

その前に

今ある幸せに甘えず、精一杯人生を楽しむことが、最大の応援になることを忘れちゃならない